バイオバンクBIOBANK
個別化医療の
さらなる発展のため、
生体試料(血液や組織など)の
ご提供をお願いします
取り組みについて
将来の医療の
ための研究や、患者さんの
治療の選択に
活用していきます
患者さんに血液などの生体試料を提供していただき、適切な管理・保管のもと、将来の医療のための研究や、患者さんご自身の治療の選択に活用していくことを目的としています。
提供していただいた試料や情報は、病気の新たな原因を明らかにする研究や新しい治療法の開発をはじめとする医学の進歩のために活用します。
さらに、ご協力頂いた患者さんご自身について、新しい薬剤の候補や治療法につながる情報が見つかった場合、専門家会議での議論を経て、その情報を患者さんに提供し、治療に役立てていくことを目指しています。
【みなさまの人権への配慮が確認されています】
様々な倫理指針に基づき、委員会の審査を受け承認されています。本研究にて管理された試料・情報が利用される場合には研究計画書が倫理委員会に提出され、内容について審査されます。参加された患者さんが不利益を受けないように充分検討されたのち承認される仕組みです。
ご登録の流れ
医師、コーディネーターが説明いたします。 疑問があれば遠慮なくご質問ください。
ご納得いただけましたら、同意書にご署名をしていただきます。
[血液検体の場合]※1
診療の血液検査時に追加で採血をお願いします。
[組織検体の場合]
手術や検査で採取された一部を利用します。
匿名化※2して、生体試料(血液・組織検体など)や診療情報(治療や検査の記録)をバイオバンクで大切に保管します。
生体試料・診療情報は倫理審査委員会で審査、承認された医学の研究に提供されます。
東北大学や、国内外の民間企業を含む外部研究機関において、様々な研究に活用されます。※3
※1
採血の量は約14ccです。(貧血など健康被害が生じない量)
※2
匿名(とくめい)化とは、特定の個人に関するデータから、個人の識別に直接関わる個人情報を取り除くことです。具体例として、血液を保管する試験管等に個人名や診療録のIDを付けずに管理します。
※3
腫瘍検体の一部はクリニカルシーケンスを行い、がんの原因となる遺伝子変異を探す場合もあります。詳しくは担当医にお問い合わせください。
※4
試料を提供していただいた患者さんには治療に有用な情報が得られた場合、専門家会議で厳重に審議を重ねた上で治療の提案をさせていただくことがあります。